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【ふたば未来:ニューヨーク研修】

行きは12時間、帰りは14時間でした。

 本校は開校して10年目を迎えました。開校後2年目から始まったニューヨーク研修です。今回、令和6年3月も実施することができました! コロナ禍を乗り越えながら貴重な人脈、研修先を維持し、さらに、昨今の円安や燃料費高騰、現地での物価高騰も乗り越えて、このたび貴重な学びを得て生徒たち12名が無事に帰国しました。

コロンビア大学を訪問しました

 開校以来、地域のみなさまに支えられながら地元をフィールドにした探究学習「未来創造探究」を実施しています。福島県とりわけ本校が所在する双葉郡は、東日本大震災および原発事故による様々な課題を抱えています。その課題に「探究」の授業をとおして向き合い、毎日勉強する様々な教科学習をどのように生かして課題解決のための協働的な学びにつなげるか、生徒も教員も問いながら学びを深め続けています。

コロンビア大学留学中の多田様にお世話になりました。

 このような中、国連本部を訪問し、国連職員の子弟等が通学するUNIS(国連国際学校)が主催する国際会議に参加しました。まさに今、国連が平和のために議論を進める議場で、世界の同世代と交流・議論するという貴重な体験ができました。

指名を獲得して、英語で発言ができました!

 福島が抱える課題に向き合いながら、世界の課題を目の当たりにして様々な深い学びを経験しました。確かに、学校、家庭、地域での課題と、世界の課題はスケールや複雑さ、事の重大さが大きく違いますが、人と人との関係から生ずる 課題の相似形 と捉えることができる部分があると思います。

身が引き締まります。

 非常に密度の濃い貴重な体験をしてきた生徒たちは、このことを踏まえて、探究活動で他の友人たちとも学びを深めながら、将来必ず持続可能な社会のために尽力してくれると信じます。

国連Youth のみなさま、ありございました。

みんなにも読んでほしいですか?

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