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【高校】授業が変わる! ICTが変えていく!

 昨今、全国の学校で、主体的・対話的で深い学びのための授業が行われいています。本校は、開校して9年目になりますが、文部科学省の新学習指導要領、福島県「学びの変革」の指針の下、さらに、東日本大震災後の様々な困難を乗り越えるためにも「学び」の在り方を問い続けています。

 目を引く授業の一コマがありました。英語の授業です。生徒たちが4チームに分かれて、語彙や表現について競い合いながら学習しています。集中力と判断、記憶に好影響を感じます。

コミュニケーション英語Ⅰのまとめの問題をkahoot!を使って復習しています。
ゲーム形式で対戦しながら問題を解くことができるので、みんな真剣です。

 最近、AIが発展し、自動的に文章を作成してくれるソフトが話題を呼んでいます。スマートフォン、タブレットは日常の文房道具でもあります。しかし、かつて、鉛筆、シャープペンシル、ボールペンの出現とは全く次元が異なるレベルとなり、教育を取り巻く様々な世界の加速度が増し、急速に変化しています。

 6月13日(火)発行『内外教育』に掲載された、東京大学名誉教授佐藤学先生のコメントが気になります。世界の教育の動きと日本でのICT活用の現状、本校での挑戦、何が解なのかも分かりません。何がよい方法で、どのようにすれば効果的?な学習ができるのでしょう?

 教育の不易と流行・・・
 問う間もなく、事実、大きな変化に流されています。様々なツールの出現、技術の革新、求められる力の変化など。。。

 されど目の前の生徒たちに対して、一生懸命努力している教師の存在があるのは確かです。私たちも議論しながらしっかりと地に足をつけ、その事実へ対応していきます。