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【高校】未来の研究 ~学びの変革のために~

 ふたば未来学園中学校・高等学校では、開校当時から、定期的に教員研修を行い知識や技能をアップデートしています。「未来研究会」と名付けています。令和5年6月12日(火)、この日は前期中間考査の3日目です。午後の時間帯で、未来研究会を行いました。2つの内容です。

1 探究学習(未来創造探究)における知識の構造化
  生徒の探究活動を進めるにあたって、どのようにすれば学んだ知識を整理し概念化できるか、指導方法を共有しました。

知識の構造について、確認しています。
生徒の活動からの結果や事実をどのように概念化させ、一般化させるか議論しています。

2 「学びの変革推進研修会」の伝達講習
  福島県教育委員会が進める「学びの変革」の理念を共有し、本校での取組に反映させようとしています。

様々な事業が推進されていることを確認しています。

 ところで、ドイツ研修で気づいたことがあります。ドイツでは教師を含めた大人は、勤務時間が終わるとすぐに退勤するのが一般的だそうです。一方、生徒たちは、学校での様々な授業で、課題、テーマに対して議論や話し合いをしながら、そのテーマの真理にせまる学びをしていました。そして、家に帰ると、家族で食事をしながら学校での学習内容や世の中のことを話題にするそうです。すなわち、日常的に「探究的な学び」があり、そこから生じる社会活動などが、生きた学びにつながっている感じがしました。

 日本とドイツは違う教育文化、社会構造です。見習うところは多々ありますが、未来を担う生徒たちが活躍できる社会にするために、私たちは(未来の研究を通じて)意図的に「探究的な学び」を創出していきます。そして、生徒たちが関心をもって社会に参画することで、少しずつ社会が変わると思います。

 そして、未来は・・・、必ず、もっといい社会になる!