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【ふたば未来:男子サッカー部】「キッズコミットinふたば未来学園2024」開催報告

「キッズコミット当日」

 令和6年12月14日(土)、本校サッカーグラウンドにて「キッズコミットinふたば未来学園2024」を開催しました。県内各地から、未就学児~小学校6年生までの66名の子供たちが参加してくれました。

 天候にも恵まれて、最高のサッカー日和の中、本校男子サッカー部の生徒が中心となり、この日のために準備してきたメニューを、参加者の皆さんに体験してもらいました。「未就学児」「小学校1年生~2年生」「小学校3年生~4年生」「小学校5年生~6年生」の4つのグループに分かれて行いました。

 普段は接する機会が少ない小さな子供たちに対して、サッカーを楽しんでもらうために、各年代の参加者にあわせた声掛けや指導方法を工夫して、一生懸命、生徒が取り組みました。

 参加した子供たちから、「楽しかった!」との声がたくさんあがっていたことが、何よりの成果だと思っています。人と繋がることがこんなにも楽しいくうれしいことだと知ることになりました。参加していただいた皆様に心から感謝いたします。

 こうして、誰かに何かを伝えようとするときの学びは、大変大きなものがあると思います。小さな子供たちを通して、自分のプレーを振り返えったり、自分自身の在り方を見つたりすることにもなると思います。
 ひいては、チームメイトのことを思うこと、さらに、ライバルが考えていることなど、誰かの気持ちが感じられるようになることは、自分たちのプレーやチーム形成にも影響し、繋がっていくことだと思います。

「キッズリーダー養成講習会」

 ところで、自分たちよりも小さな年齢の子供たちに、どのように接して、どのように教えたらいいのか、12月9日(月)に講習会を行っています。講師に、福島FAキッズ委員会 中川正樹氏、ビアンコーネ福島 佐藤広幸氏のお二方をお迎えし、講義と実技指導をしていただきました。

 お二方のキッズ巡回指導やジュニアチームなどでの指導経験から、子どもの成長過程、各年代における特徴、子どもとの関わり方などを、実践に基づいたお話を交えながら、分かりやすく教えていただきました。

 実技では、簡単なw-upから目的に応じたTR方法を紹介・指導いただきました。その中で、子どもたちとの接し方や言葉がけ、単に教えるのではなくヒント与え、チャレンジを多くさせることなど、新たな視点での学びを得ることができました。

 生徒たちも、サッカーを伝える側の目線や言葉がけなどを知り、サッカー知識の幅を広げることに繋がる活動となりました。また、この講習会を終えて、サッカー部員全員がキッズリーダーの資格を取得することができました。

 この日、講習会の経験を活かし、12月14日(土)のキッズコミットに向けて、子どもたちの笑顔あふれる活動にしていきたいと誓いました。そのために、生徒たちは、子どもたちに楽しんでもらえるような企画・運営を考えたり、当日のシュミレーション活動を行ったりしました。

12月14日(土)当日の様子

 本校は開校して10年目です。このような出会いを大切にして、皆様に応援していただけるようなサッカー部になりたいと思います。気持ちが繋がって応援をもらえることの幸せと、そこから湧いてくる強さを知ることができたと思います。
 今後もこのような活動を通して、地域の皆さんとともに身体を動かす機会を交えるなどして、地域一体となった活動になったらと思います。

 引き続き、ふたば未来学園男子サッカー部の活動へのご支援、応援をよろしくお願いいたします。